平田康夫さん(37回)が社長をされている?国際電気通信基礎技術研究所(通称ATR、けいはんな学研都市)にて 施設公開があり、本年も広報委員会が伺いました。
去年のサプライズだったアンドロイドのF子さんは難波高島屋へ出張中で、今年は、(アンドロイドの)石黒先生が(一人で)座っておられ、 ちょっとぎこちないウィンクで迎えていただきました。 いつまでも変わらず若々しい(アンドロイド)の石黒先生が存在することで、 人間の石黒先生は「日々若い自分と対面することで、負けていられないという気持ちを日々鼓舞する」そうです。
ATRでは、脳科学・ロボット・通信技術の分野での研究・企業化が盛んで、”車椅子に座ったまま念じるだけで 様々な日常動作(扉の開閉・家電のON/OFF・コミュニケーション他)が可能な『BMIスマートハウス』”や、 リハビリ手法への”DecRef法(脳情報を解析し、フィードバックする方法)応用”等、様々な最新研究成果を知ることが出来ました。
講演会では、東京大学の喜連川教授から、”BigData”に関する話があり、IT技術の発展に伴い、 世界中でデータ爆発が生じている状況を分かりやすく説明して頂き、シュミレーションやSNS、オンラインゲームから発生する データ量のすごさに驚くばかりでした。特に教育分野における変化は非常に大きいと予想され、 (国力の源泉:「教育がすべて」)という観点から、対応が急務とのメーセージを頂きました。
若い研究者(多国籍)の皆さんが作り出す未来に感動し、それを温かく見守る平田康夫さんに敬意を覚える一日でした。
(広報委員:古谷・福岡)